展望棟からは東西南北360度見渡せます 撮影日;2015.08.23
公園入り口に野迫川村総合案内所が有り、展望棟がある山頂まで約1km
山の斜面には桜の木やアジサイが植えられています
風力発電機が三機有りますが、動いていないようです
標高は1180mで、天体観測地としても有名だそうです
展望棟の1階は鶴姫館
鶴姫伝説がパネル表示されています
展望棟からは東西南北360度見渡せます
展望棟背後の檜股山山頂(二等三角点が有ります)には、鶴姫の墓と観音像が有ります
鶴姫の悲歌
哀愁をそそるひえつき節に「庭のさんしゅの木に、鳴る鈴かけて鈴の鳴るときゃでておじゃれ、鈴の鳴るときゃなんというてでよか、駒に水呉よと、ゆうて出ましょ、那須の大八鶴姫捨てて椎葉立ときゃ目に涙」とあります
壇ノ浦の戦いに敗れ椎葉村に落ち延びた平家一門を滅ぼそうと、那須与一の弟大八朗が椎葉村につく。
ところが、そこには木の実、草の根を食べひっそりと暮らす一門の姿があり、幕府の命に従わずついには、平家の出である鶴姫(富姫)と恋仲におちいる
時を経て、為頼に助けられた二人は鎌倉に戻るが、大八朗は熊野に左遷される
鶴姫はやるかたなき慕情を胸に秘め、鎌倉より熊野へ何度も「水が峯」の尾根を越え大八朗に会いに行く
「たずねきし身に浮き雲のめぐりきて、月のさわりになるぞ悲しき」鶴姫は裳裾絞り歌を読む
しかしそれもむなしくこの地に露と消える
★所在地;吉野郡野迫川村檜股64-22 野迫川村総合案内所(兼鶴姫レストラン)
★交通;奥高野の高野龍神スカイライン沿いに有ります
★駐車場;有ります
★見学 入場料;無料
★問合せ;0747-37-2100