墳頂に大坂夏の陣の戦没者の供養の宝篋印塔が建っています 撮影日;2015.03.15
安福寺の後ろにあることから後山古墳ともよばれます
全長150mの前方後円墳です(玉手山古墳群中、最大)
西側(安福寺にむかって)に前方部が有ります
昭和55年に、後円部で滑石製の盒子が採集されています
盒子は容器の事で、長さ10cm・幅8cmの小さい楕円形をしているそうです
この出土により、この古墳は玉手山古墳群の中で、もっとも新しい前方後円墳の一つであると考えられています
玉手山丘陵上には、合計14基の前方後円墳と数基の円墳が南北に連なって築造されています
1号墳は小松山古墳とも呼ばれる前方後円墳(全長110~120m)です
後円部の頂上に大坂夏の陣で討ち死にした、徳川方の武将・奥田三郎右衛門の墓が有ります
2号墳:前方後円墳(全長60~70m)
現在は、古墳全体が墓地になっています
4・5・6号墳は全長50~75mの前方後円墳でしたが消滅しています
8号墳は全長80m、9号墳は全長65mの前方後円墳です
10号墳( 北玉山古墳 )は全長45~55mの前方後円墳ですが消滅しています
7号墳の後円部から南に下りたところに、玉手山古墳群出土の石室や石棺の展示されています
竪穴式石室は、消滅した6号墳の石室のようです
組合式家形石棺は東ワカ山古墳(?)の石室にあったもので、蓋石には退化した縄掛け突起が有ります
★所在地;柏原市玉手町7-1(玉手山公園内)
★交通;近鉄
河内国分寺駅下車 徒歩20分
★駐車場;玉手山公園南入口に有ります(無料)
★見学 入場料;タダです
★休園日;毎週水曜日・年末年始(12月29日~1月3日)
★開園時間;9:00~17:00
★問合せ;