初めて西ノ京丘陵で見つかった古墳です 撮影日;2012.09.23
西ノ京丘陵の東緩斜面途中にある住宅地の一画に有ります
古墳南側は宅地造成により大きく削られています
民家の裏山の雑木林として3分の2ほど残っています
遺跡地図の「5C-95」です
平成14・15年に発掘調査され、円筒埴輪の据付け穴2基と周溝の一部が発見されています
奈良時代の須恵器破片も見つかり、周溝の一部も確認されています
墳丘の築成土や埋葬施設は削平され残っていませんでした
古墳の形状など定かでは有りませんが、径30m程の円墳と推測されています
古墳の墳丘自体は、奈良時代以降に壊されたことが分かっています
規模も大きく、眺めのよい立地に築かれていて、被葬者は在地の有力者と考えられます
5世紀前半の築造と考えられています
★所在地;奈良市六条1丁目13
★交通;近鉄西ノ京駅下車 徒歩5分
★駐車場;なし
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