天理大学の創設者が旧制大阪高等学校に在学していた際に宿舎として使用していた建物です 撮影日;2013.10.21
創設者記念館として一般にも公開されています
大正13年(1924)の建築です
昭和30年に天理大学創立30周年を記念し、東大阪市の若江岩田から移築されました
大阪時代は、若江の家と日本家屋が廊下でつながった構造で、当初は木造2階建て
洋館部分の設計は日本で最初の住宅供給会社で洋館の専門会社の「あめりか屋」
ドイツやイギリスにある木骨を見せた「チューダー様式」や、モルタルをコテで弾き飛ばす「ドイツ壁」が特徴
天理に移築された際に、斜面を利用してコンクリート造りの地階部分が増築され3階建てになった
公開されているのは木造の旧1階・旧2階部分
旧1階は、書院造りの二間続きの和室と旧来の洋室(創設者紹介展示室、天理スポーツ展示室)
旧2階の勉強室(天理外国語学校創設の会議もここで行われていたらしい)には、獅子の細工が施された重厚なテーブルやいすが有ります
洋室を利用した展示室2室もある
★所在地;天理市杣之内町1050(天理大学内)
★交通;JR・近鉄天理駅下車 徒歩30分
★駐車場;有りません
★入場料;タダです
★開館日;毎週水曜日と毎月25・26日
★開館時間;10:00〜16:00
★問合せ;0743-63-2807