母乳の出が良くなるとして信仰を集めているそうです 撮影日;2013.12.29
「ままかけ地蔵」「ままだれ地蔵」と呼ばれています
推古天皇の乳母の乳の出が悪いのが、祈願により出が良くなったと伝承されています
小さな祠の背後に石龕が置かれ、その中に三角形の自然石が祀られています
本来は大峰山上講のような修験道や山岳信仰の遺品であったと考えられます
宝歴14年(1764)の石灯篭も有ります
別の説では、片岡新之助という殿様の乳母の乳が出なくなったので、城内の庭石を一心に拝んだらまた乳が出るようになった
その石を地蔵さんとして祀ったとも伝わります
右横に役行者石像が祀られています
総高60cm程の自然石製で役行者坐像を肉彫りしています
(もとは別の地に有ったそうです)
左側には六斉念仏碑が立っています
左側に慶長14年(1609)銘、右側に天正4年(1576)銘が有ります
境内隅には、担げ石が置かれています
昔、若い衆が担いで力競べをした石だそうです
8月23日に回向及子供地蔵会式が行われます
★所在地;北葛城郡王寺町本町4丁目
★交通;JR畠田駅下車 徒歩5分
★駐車場;なし
★見学; 見学自由
★問合せ;