旧観覚寺村の北端付近にあり、この辺りは町場の北端に位置し、農村的性格を兼ね備えていたと考えられます
主屋は街道から少し後退して建てられ、平屋建て、切妻造、桟瓦葺である
上家の壁面は、土壁で塗り込めた大壁造で、虫籠窓は無く、上屋大棟は青海波積にしている
居室部の前面には庭を造り、主屋出入り口左手から前庭を囲むように塀を立て、街道・出入り口間に向かって塀重門を開けている
塀は延べ石に柱を立て、真壁腰板張り、桟瓦葺にしている
高取城下町にみられる民家とは、少し趣を異にした構えになっていました
★所在地;高市郡高取町観覚寺1533
★交通;近鉄壺阪山駅下車 徒歩*分
★駐車場;なし
★見学;外観のみ(現在は新しく建て直されています)
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