斑鳩・寺山古墳
藤ノ木古墳を見下ろす寺山の中腹にある円墳です 撮影日;2014.03.16 1号墳「7D-26」は25〜30m程の円墳 埴輪片が在ったようです 墳頂に幅50cm・長さ2m程の溝が有ります 調査時の跡でしょうか すぐ北側に2号墳が有りますが、墳丘ははっきりしていません 寺山古墳の西斜面を下りていったところに『寺山横穴墓群』が在りました 5基確認されています...
View Article四ツ辻古墳「木ノ庄塚」
四ツ辻古墳群は十数基の小円墳からなります 再訪;2014.03.16 編集・画像追加;2014.03.20 道を南に分け入ってすぐに在る古墳「7C-4」は径13m・高さ約3mの円墳です 無袖式の横穴式石室が南東側に開口しています 玄室長さ約3m、幅約2m、高さ約2m 開口部は狭いですが何とか入れます 天井石の隙間から日が入り込んでました...
View Article中背塚
四ツ辻古墳群に含まれる小円墳です 撮影日;2014.03.16 竹やぶの中に石室石材が露出しています 「7C-37」径3m円墳で、墳丘ははっきりしません 横穴式石室は小さな自然石を積み上げて築かれています 長さ約2m、幅約60cmの小型の石室で、羨道は有りません 石室の北側が少し開いていますが、ほとんど埋まっています かつて、直刀一口や若干の出土品があったそうです...
View Article野々熊古墳
見ることはできませんが、立派な石室が保存されています 撮影日;2014.03.22 墳丘はほんのわずかに残されているだけで、ほぼ平にされています 石室の天井をコンクリートで蓋をして、鉄の扉で閉められています 両袖式横穴式石室は玄室奥の天井石1石と、玄室右壁奥上部が一部崩壊しているほかは、全体として遺存状態は良好だそうです 玄室長約3.15m、幅約1.90m・高さ約2.33m...
View Article呑谷古墳群
呑谷墓地の南西の丘陵に連る10基の円墳の群集墳です 撮影日;2014.03.22 最大のものは直径約10m・高さ約3mの円墳で、切石を使用した小型の横口式石槨墳です (埋め戻されているようです) 明治29年頃、そのうちの一基から海獣葡萄鏡一面・鉄鏡一面・鉄釘54個・金銅製棺金具8個が出土しています 被葬者は、渡来系氏族である東漢氏の一族であると考えられます...
View Article坂ノ山古墳
征夷大将軍坂上田村麻呂の屋敷跡の伝承が有ります 撮影日;2014.03.22 場所は定かでは有りませんが、小字坂ノ山は、最初の征夷大将軍坂上田村麻呂の邸宅があり、小字坂ノ上といわれていたという伝承が今にあります 丘陵の南に高皇産霊神社が祀られ、本殿背後に坂ノ山6号墳と7号墳が有ります ともに径6〜8m・高さ2.5m程の円墳です...
View Article長岳寺の笠塔婆
本堂の前に立てられている笠塔婆です 鎌倉時代後期の元亨2年(1322)銘が有ります 高さは1.5mほどで、笠石は後補です 線刻された蓮華座の上に、右手に錫杖・左手に宝珠を持った地蔵菩薩を半肉彫りして有ります 地蔵の下に、長方形を彫りしずめ、二体の僧形坐像が美しく薄肉彫りされています 僧形坐像の下に「元亨二年(1322)壬戌卯月日、僧行春」と刻まれています...
View Article湯川家住宅(高取町)
旧観覚寺村の北端付近にあり、この辺りは町場の北端に位置し、農村的性格を兼ね備えていたと考えられます 主屋は街道から少し後退して建てられ、平屋建て、切妻造、桟瓦葺である 上家の壁面は、土壁で塗り込めた大壁造で、虫籠窓は無く、上屋大棟は青海波積にしている 居室部の前面には庭を造り、主屋出入り口左手から前庭を囲むように塀を立て、街道・出入り口間に向かって塀重門を開けている...
View Article天誅組鳥ヶ峰古戦場石碑
高取での戦いの時に大砲が据えられた役場の敷地内に「天誅組 鳥ヶ峰古戦場」 の記念碑が有ります 撮影日;2014.03.22 文久3年(1863)8月17日、五條代官所を襲撃した天誅組約1000名は、高取城を攻撃するために進軍 迎える高取藩守備隊約150名は、8月26日にこの地にて、大坂城冬の陣で使われたという高取藩の歴史物の大砲「権現砲」を放ち、天誅組を敗走させた...
View Article大東古墳
宇田川の左岸の丘陵上に有ります 撮影日;2014.03.27 最高所に径10m・高さ4mの円墳「18B-6」があります 横穴式石室が在ったようですが、痕跡は確認できませんでした 丘陵上には、かなりの急斜面をよじ登ります ★所在地;宇陀市大宇陀大東字チハミ ★交通;近鉄榛原駅より バスで大宇陀下車 乗換え「大東」下車 徒歩3分 ★駐車場;なし ★見学; 自己責任で ★問合せ;
View Article稲戸宮山古墳
稲戸八坂神社の裏山に在る古墳です 撮影日;2014.03.27 本殿の背後に有ります 径8m・高2mの円墳「18B-79」 横穴室石室が有ったと思われる窪み(盗掘坑)が有ります 全長5m程の小規模な石室だったでしょうか さらに後方の高所に、だけ山古墳「18B-76」が有ります 径12m・高3.5mの円墳で、墳頂に窪みが有ります ★所在地;宇陀市菟田野稲戸...
View Article不動塚古墳群(菟田野)
3基の古墳からなります 撮影日;2014.03.27 1号墳は全長は50mの前方後円墳です 後円部の径24m・高さ4〜7m、前方部の最大幅は20m・高さ5m 前方部は、薮に覆われていてよく見えません 後円部中央にある埋葬施設は、右片袖型横穴式石室で箱形石棺が残っています 石室全長は7.7m 玄室長4.09m・幅2.21m・高さ2.88m...
View Article常盤御前の腰掛石
幼い牛若丸を抱いた常盤御前が腰掛け石です 撮影日;2014.03.27 幅1m・高さ50cmほどの石が、道の傍らに有ります 宇太水分神社(中社)から東へ1.5kmほど行った、旧道に有ります 案内板より...
View Article上井足北林1・2号墳
現状は薮がすごく、丘陵への立ち入りは困難となっています 撮影日;2014.03.27 パイロット整備事業で取り残された丘陵上に有ります 1号墳「15B-151」は、径10mほどの円墳 古墳北側に平坦面が有るそうです 2号墳「15B-297」は、径15m・高さ1.8mの円墳 両古墳とも横穴式石室が在る(有った?)様ですが埋められているようです ★所在地;宇陀市榛原区上井足...
View Article下井足中西古墳(仮)
横穴式石室の一部が露出しています 撮影日;2014.03.27 墳丘は無くなっています 遺跡地図の「15B-584」です 白樺台住宅地の東側、段状に整地された南面に石材が2個露出しています 2石の間は約2.9m 側壁の石材でしょうか? ★所在地;宇陀市榛原下井足字中西 ★交通;近鉄榛原駅下車 徒歩15分 ★駐車場;有りません ★見学;自由 ★問合せ;
View Article鹿高神社境内古墳
二つの石室が開口しています 撮影日;2014.03.29 本殿のすぐ背後に有る全長約42mの前方後円墳です 後円部の径21m・高さ5m、前方部の最大幅は26m・高さ4.5m 前方部を東に向けています 前方部と後円部2ヶ所に横穴式石室が開口する数少ない形式の古墳 昭和45年9月7日に名張市の文化財に指定されています...
View Article大屋戸古墳群
杉谷神社の本殿背後に在る4基からなる古墳群です 撮影日;2014.03.29 開口しているのは2基で、入室可能です いずれも封土の流失が激しく、墳丘は形が分からないほどです 1号墳は比較的良好に小型の石室が残っています 右片袖式横穴式石室で、玄室長さ約3m、幅約1.5m・高さ約2m 2号墳は、ほとんど墳丘が無くなっています 玄室長さ約3m、幅約1m、高さ約1.5m...
View Article赤井塚古墳
伊賀地方では最大級の石室が有ります 撮影日;2014.03.29 元は径30m近い円墳だったようです 現状は径22m・高さ8.5mの墳丘です 現在は柵がされていて、石室内への立ち入りは禁止となっています 西南西に開口する全長11.7mの横穴式石室が有ります 玄室長さ5.5m・幅2.4m・高さ3.5m、羨道長さ6.2m...
View Article上山13号墳「上山古墳群」
公園の一角に移築保存されています 撮影日;2014.03.29 春日丘団地の建設でいくつか消滅しました 団地内の春日丘4号公園内に13号墳が移築保存 13号墳は、長径12mの楕円形墳です 石室長約6m 石室内には箱式石棺も復元されています 出土遺物は、須恵器・耳管・土師器・棒状かんざし・金銅製花形飾り 墳丘の背後にも石室石材(石棺?)と思われる石材が置かれています...
View Article中村古墳群
住宅地の一角に丘陵ごと保存されています 撮影日;2014.03.29 シイの木公園内に、1号墳と12号墳が保存 石材が露出しています ともに開口はしていません 12号墳は群内最大の円墳だそうですが、墳丘ははっきりしていません ニレの木公園には17〜20号墳が保存され、18号墳は石室が露出しているそうです 釜石川、宇陀川流域に居住した人々の数代にわたる家族墓と考えられています...
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