石棺材に文字が刻まれています 撮影日;2014.05.25
「雷神石」の名前の由来は不明です
高さ135cm ・幅75cm・厚さ42cmの凝灰岩です
碑の前面には、上部に右から左へ「天照山」、 中央に「天下和順日月清明」
右列に「檀主安全子孫繁」、左列に「伽藍常栄興仏法」
右側面に「弘治三丁巳(1557)九月吉日 可信」と彫られています
この碑は、江戸時代の『河内名所図会』の明光寺の項に「一ケの奇石あり」と紹介されています
寝屋川市の文化財に指定されています
形状や材質から石棺を再利用したもので、裏面に加工された形跡がないことから、家形石棺の身の部分と考えられています
かつて、明光寺のある打上周辺は「八十塚」と言われ、多くの古墳がありました
この石棺もこれらの古墳の中に納められていたものと考えられます
★所在地;寝屋川市打上元町31-6 (明光寺の山門脇)
★交通;JR東寝屋川駅下車 徒歩7分
★駐車場;なし
★見学; 扉越しに見学
★問合せ;