幅2.5mの間口の広い横穴式石室が開口しています 撮影日;2014.05.25
打上川右岸の南東に傾斜する斜面に立地し、「大谷古墳」とも呼ばれます
径約22m(周濠を含めると30mほど)、高さ約5mの円墳です
以前は、財団法人大阪結核療養所敷地内の雑木林でしたが、現在は公園として整備され、古墳も修復されています
南側に横穴式石室が開口しています
復元長は10m前後と推定されます
現状では長さ5.5m・高さ1.2mで、奥壁幅は2.5m有ります
幅の広い石室を造るには、より高度の造成技術が必要で、考古学的価値の大きい古墳です
横穴式石室は府内でも数少なく、北河内では最大規模です
築造は6世紀末から7世紀初めと考えられています
被葬者は広範な地域を治めた有力な豪族と推測されています
★所在地;寝屋川市寝屋川公園2370
★交通;JR東寝屋川駅下車 徒歩10分
★駐車場;有ります
★見学;自由 (石室内は自己責任で)
★問合せ;