香芝市の在銘最古の石仏です 撮影日;2014.09.07
鍼灸整骨院の庭隅に有る小堂に祀られています
高さ72cm・幅27cmの凝灰岩に舟形光背を浅く彫りくぼめ、その中に左手に宝珠、右手に錫杖を持つ地蔵菩薩坐像が刻まれています
頂部にほぞ造りが残り、当初は笠石が載っていたことがわかります
光背に寛正3年(1462)銘が有るそうです
近くには大和武士岡氏の畑城跡(岡城跡)が有ります
志満堂は数万(人)堂から転化したとの伝承もあることから、戦乱で多くの人が亡くなった地ではないかと考えられます
志満堂とはこの石仏を祀る小堂を指します
現在の堂域からみて、当初は別に立派なお堂があったものと推察されています
★所在地;香芝市畑
★交通;近鉄二上山駅下車 徒歩5分
★駐車場;有りません
★見学;声掛しないと犬に吼えられます
★問合せ;