この不動尊は2mほどの岩に陽刻されています 撮影日;2014.09.28
左側に「延文三年戊戌(1358)正月 宣快」と陰刻されています
紀年銘のある石仏としては大和では古いものです
宣快は作者名と思われます
念誦崛(ねずき)というのは地名で、談山神社から徒歩20分くらいの所です
標柱から150mほど谷を下って行くと有ります
この不動尊は、ある人の夢枕に立って
「土に埋まっている自分を掘り起こしてくれたら首から上の病を治してやろう」と告げました
言われた所から掘り出すと、頭の痛かったある人の病が治ったそうです
不動尊横の石垣には、おもちゃの刀がたくさん刺さっています
頭痛が治ったお礼に奉納された物のようです
★所在地;桜井市北山
★交通;近鉄桜井駅より バスで談山神社下車 徒歩20分
★駐車場;
★見学;自由(結構急坂です、雨の時は滑りやすいので注意)
★問合せ;