
「法蓮造り」と呼ばれる農家建築です 撮影日;2014.11.22
法蓮造りは、町家風の農家です
江戸時代の法蓮村は、市街地である奈良町に隣接する農村でした
村内の農家は町家のように奥行きが深い宅地に、隣の家と軒を並べて建っていました
住宅の正面には町家のように法蓮格子と呼ばれる丸太の格子を設けたのも特徴です
旧田中家住宅は、「法蓮造り」として現存最古と言われています
建築年代は18世紀末~19世紀初めごろと推定されます


昭和57年に市指定文化財に指定
同年に解体され部材を保管
平成2年、現在地に移築復元されました
建物の北半分はザシキなどの部屋で、三つの部屋が一列に並び、建物表側からザシキ、ナカノマ、サンジョウノマと続く
南半分はニワ
カマドを中心に牛小屋も設けられています
★所在地;奈良市五条町204-1(都跡公民館に隣接)
★交通など;旧田中家住宅参照
同敷地に「昔のくらし館」が有ります

失われつつある民俗資料(生活文化資料)を展示しています


見学無料です

