実相寺の十三重石塔
鎌倉時代後期の特徴をよく表している石塔です 撮影日;2015.05.02 江戸時代初期の寛文4年(1664)の造立とされています 本堂の前方に立っています 市の指定文化財です 高さ約4m(相輪上部を欠損する) 初層軸部は、舟形を彫りくぼめ半肉彫りのた顕教四仏が現されています 実相寺の本堂の一隅には、等身大の天狗が祭ってあるそうです...
View Article馬塚古墳「美旗古墳群」
美旗古墳群の中で最大規模を持つ前方後円墳です 撮影日;2015.04.26 全長142m(前方部を南西に向ける) 後円部は三段築成で、径98m・高さ14m 前方部は高さ6m・最大幅100mもあります くびれ部(幅72m)の両側に方形の造り出しが有ります 墳丘周囲には幅7~25mの周濠が廻っています(現在は水はありません)...
View Article小塚古墳「美旗古墳群」
馬塚古墳の陪冢とされる方墳です 撮影日;2015.04.26 馬塚古墳の後円部東側の田圃脇に残されています 現状は、かなり封土が削られていて、墳形は明確では有りません 一辺が15m・高さ3.5mの方墳 出土品などは不明の為、築造時期は特定できません 馬塚古墳の陪冢とされているので同時期に築かれたと思われます ★所在地;名張市美旗町中1番 ★交通;近鉄美旗駅下車 徒歩3分...
View Article貴人塚古墳「美旗古墳群」
馬塚古墳の南東600mの田んぼの中に綺麗な墳形を見せています 撮影日;2015.04.26 全長55mの小型の前方後円墳です 周濠が在ったようで、含めると65m程になります 後円部径35m・前方部幅35m・高さ4.5mほど 墳丘は削られていびつな形になっていて、二段築成に見えるますが三段築成かも 墳頂は窪んでいて、埋葬主体部は横穴式石室のようです...
View Article女良塚古墳「美旗古墳群」
馬塚古墳の北東1kmの所に築かれています 撮影日;2015.04.26 全長100mほどの帆立貝式前方後円墳です 後円部は径73m・高さ9mで、三段構築されています 前方部は二段築成で、最大幅43m・高さ3m 周囲には、周濠が全周しています 墳丘には葺石が全面に施されています 円筒埴輪が認められるほか、後円部の墳頂からは3基の家形埴輪が出土しています...
View Article殿塚古墳「美旗古墳群」
美旗古墳群の中で最初に築かれた前方後円墳です 撮影日;2015.04.26 女良塚古墳の北東300mの所に在ります 美旗台地の最北端部の丘陵にある二段築成の前方後円墳 全長98mで、後円部東側のくびれ部近くには造り出しがみられます 周濠は後円部周辺を中心に巡るが、前方部周辺では不明瞭となり完周していないようです 古墳は土葬も残る墓地に隣接しています 葺石が確認されており、...
View Article毘沙門塚古墳「美旗古墳群」
竪穴式石室跡が残っています 撮影日;2015.04.26 女良塚古墳の西、線路を挟んで500m程のところに有ります 全長65m、三段築成の前方後円墳 両側のくびれ部に造り出しが有ります 周濠は幅6mで、墳丘を完周しています 南側のくびれ部付近から、墳丘に入れます 後円部には竪穴式石室と思われる陥没坑が有ります その北隅に、石室天井石と思われる石材が有ります...
View Article黒瀬滝
北山川支流の黒瀬谷に架かる滝です 撮影日;2015.05.17 落差40mほどの直瀑の美しい滝 普段、水量は少ないようです 落ち口は枝が覆いかぶさって、見づらいです 国道脇に有る滝ですが、堰堤を越えないと見えません この滝は高さも有り、狭い谷ですが開放感は損なっていません 水量の有るときは、滝の下部で水がはじけて近づけないほどです ★所在地;吉野郡上北山村河合黒瀬谷...
View Article白滝(上北山村)
北山川に注ぐ泉谷にかかる滝です 撮影日;2015.05.17 総落差25mの三段瀑 普段は水量が少な目です(訪問時は下段の流れが有りませんでした) 滝の右側に登り口が有ります (下段と中断の滝前へ行けますが、上段へは崩落していて危険です) 滝の下流には滝見橋という吊橋が有ります この橋からだと木々に隠れて滝はよく見えないです...
View Article大曲滝
栗の木トンネルと滝の脇トンネルの間から見ることができます 撮影日;2015.05.17 落差30mの分岐瀑です 橋詰からアルミ製の手摺階段で滝下に降りる事ができます 見上げる滝は中々の見ごたえです ★所在地;吉野郡川上村伯母谷 大曲谷 ★交通;近鉄大和上市駅より 国道169号線を 約31km ★駐車場;スペース有り ★見学;自由 ★問合せ;
View Articleヌスット谷大滝≪再訪≫
なかなか美瀑にめぐり合えない滝です 撮影日;2015.05.17 3度目の訪問です(以前2回は、ほとんど水は落ちていませんでした) 40m級の滝 道路脇から眺められる、お手ごろな滝ですが 普段は水量の乏しい滝です 雨後はご覧の通りの美瀑に変身します 大雨の後は、もっと豪快な滝になるのでしょう ★所在地;吉野郡川上村大滝 ★交通;近鉄大和上市駅より バスで「大滝」下車...
View Articleナメゴ谷
尾根筋の広葉樹がうごめく絶景 撮影日;2015.05.17 山肌の多くは針葉樹ですが、尾根筋には広葉樹が自生しています まるで生き物が動いているように見える珍奇な風景をつくり出しています 常緑の針葉樹とのコントラストが強まる春の桜、秋の紅葉の時期が特に見ごろとなります 春の桜は遅咲きのヤマザクラのため、例年4月下旬からGW手前頃まで見ることができます...
View Article滝坂道の滝
滝坂道沿いを流れる能登川に架かる滝です 撮影日;2015.05.23 滝坂道の入口から100mほど 道から少し左にそれると、高さ5mほどの滝が有ります 滝の落ち口は、人工的な石組みに見えます さらに下流にも滝が有るようです 柳生街道「滝坂道」は春日山と高円(たかまど)山の谷あい、渓流に沿った石畳の道です...
View Article滝坂の大杉
朝日観音を過ぎて、しばらく進むと日当たりの良い街道沿いに立っています 撮影日;2015.05.23 老木で枝枯れが目立ち、幹にはコケが張り付いていますが、実に堂々とした杉です 幹周り8.1m、高さ35m 首切地蔵脇の杉は、樹齢700年と言われます 幹周り5.3m・高さ32mの立派な大杉です 妙見宮を100mほど進んだ、山側の斜面に有る大杉は、樹齢800年ほどと言われます...
View Article滝坂道の石仏
界わいは、平安時代から鎌倉時代にかけて南都七大寺の僧たちの修行の場だったそうです 撮影日;2015.05.23 街道沿いには、いくつもの石仏が彫られています 最初に現れるのが、寝仏です 道ばたのなにげない石の裏側に大日如来が横に刻まれています 近くの四方仏の一体が転がり落ちたといわれ、室町前期の作です 分かりにくいので、画像を回転してみました ⇒ 回転画像...
View Article春日山石窟仏≪再訪≫
春日山中の国有林の中に有る国指定史跡です 撮影日;2015.05.23 東西二つの石窟があり、覆屋を架けて保存されています 東窟は、第一洞(東)と第二洞(西)とに分かれ、合計14体の石仏が彫られています 西窟は、間口二間(3.6m)奥行き七尺(2m)高さ七尺(2m) 凝灰岩層を深く削りくぼめて造られた石窟で、かなり崩壊しています...
View Article地獄谷石窟仏≪再訪≫
奈良時代後期の作とされていますが、今も彩色が残っています 撮影日;2015.05.23 凝灰岩層をくりぬいた石窟で、側面に仏像が線彫されています 聖(ひじり)が住んでいたという伝説があり、聖人窟とも言われるそうです 正面中央は、高さ1.4mの廬舎那仏(または釈迦如来とも・奈良後期と推定) 左が薬師如来、右は十一面観音 壁には妙見菩薩、左壁には阿弥陀如来と千手観音が刻まれています...
View Article奈良県の古墳一覧です
奈良県内各地を訪問しています(一部、県外も有りますが) 名所と称される所は、ほぼ行きつくしてしまって 最近は、名所とは言えないようなマイナーな所が多くなってしまいました 新規の投稿はやめようか・・・と思っていましたが もう少し、細々と続けていこうと思います 最近は、過去に訪れた所(特に古墳)を再訪しています こちらのブログに記事を載せていますので、良かったら見てください...
View Article奈良県の滝一覧です
奈良県は、山に囲まれているので 割と多くの滝が有ります 奈良市の滝 ○鶯の滝 ○白藤瀧 ○滝坂道の滝 ○誓多林滝不動 ○龍王の滝 山添村の滝 ○筒井順慶みそぎの滝「不動の滝」 宇陀市の滝 ○青葉滝 ○南松の滝・熊ヶ滝 ○鎌倉の滝 ○青葉の滝 ○小原の滝 ○西ヶ滝(室生) ○陀羅滝と倶呂滝 ○龍口不動滝 ○竜鎮滝 ○黒滝(山辺三) ○小鹿野のお不動さん「不動滝」 ○仏の小屋滝 ○鼓ヶ滝...
View Article棚機神社古墳
「棚機の森」と呼ばれる所です 撮影日;2015.06.13 古墳の詳細は不明ですが、古墳横に七夕神社が有ります 「タナバタサン」と呼ばれる古い石の祠が祀られています 古墳は径12~13mの円墳?(墳形は不明) 墳頂に盗掘坑があり、天井石が露出しています 横穴式石室が有ったようです 50m東の場所で埋没古墳が発見されています (棚機神社東古墳と名付けられました・・・発掘後消滅)...
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